たとえば一枚の航空写真から、あなたはどれだけの事実を引き出せるだろうか? 「普天間周辺は住宅が密着している」。そう、それから…? 「発想塾」で学んだ人なら、危険地域の世帯数と人口、平均年齢、平均年収、移転の費用、さらには、一日に何人が「H山のバカ野郎」と叫んだかまで算出してしまうだろう。「発想力」とは、「無」から「有」を生むマジックではない。目の前にある事実を一つずつ分解し、測り、優先順位を付けて順番に解決していく…。きわめて地道な作業だ。だからこそ、ずば抜けた才能は必要なく、訓練することで身に付けることができる。現政権がなしえなかった普天間問題の決着に、「発想塾」一期生が答えを出した。

